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紀伊半島に棲息しています。


by housi216
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小山肆成(こやましせい)生誕200年の集い~

日曜日に、日置の公民館で小山肆成生誕200年の集いというのがあり、覗きに行ってきました。
わが町は恥ずかしながら、漫才とか餅マキには人が集まるけど、こんな文化的な講演会はどうかな・・・と心配していたが、結構参加者も多く、盛会だった。
講師は紀南文化財研究会名誉会長の杉中浩一郎先生でした。
85歳の先生は矍鑠としていて、すごいなあ~と感心させられました。

天然痘《てんねんとう》のワクチンを発明
小山肆成(こやましせい・1807-1862)
文化4年、旧日置川町に生まれました。京都で医師となりましたが、天保9年(1838)から同13年まで郷里熊野を襲った天然痘を見逃す訳にはゆきませんでした。以来、家宝の刀を売って牛に換え家財をなげうちながら研究に打ち込み、幾度かの失敗の後、嘉永2年(1849)ついにワクチンである牛化人痘苗をとる世界的な実験に成功しました。英国の医師ジェンナーの種痘発明から53年後のことでしたが、発病することのあったジェンナーのものより数歩も進んだもので、肆成の日本産ワクチンは世界の医学界で最も優れたものとして、現在も高い評価を受けています。

あまり知られていませんが、医聖・小山肆成(こやましせい)をもっと世の中に知って欲しいと思います。NHKの、『その時歴史が動いた』で種痘を広めた蘭方医の緒方洪庵が取り上げられていたが、小山肆成にもっと光をあててもいいのではないかと思ったり・・・。

当日は、歴史的資料の少ない小山肆成の直筆の書も展示してありました。
達筆ですなあ~ これって、かなり珍しく貴重なものかと思います。

風景が主な写真ブログ・・・、今日は、ちょっと特異な感じで
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いつもありがとうございます。(*′エ`)y-゚゚゚感)謝)

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by housi216 | 2007-12-17 23:59 | なんでもない日々